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ユカタン半島 遺跡巡りの旅:第3回

ベリーズ入国、オレンジウォーク

 

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チキン・バスでベリーズへ

  次は未開のマヤ遺跡が数多く眠る中米の国ベリーズを目指しました。

 トゥルムをADOの1等バスで10時半に出発し、午後1時過ぎにチェトゥマルに着きました。以前、このルートを移動したときより2時間くらい早く着いたので、その早さに驚きました。以前より道が良くなった上、ADOのバスが高速で飛ばすために実現した時間短縮でしょう。

 ただ、バスの車内がクーラーを効かせすぎで、寒くて仕方ありませんでした。ADOバスに乗る際は上着を用意したほうがいいです。

  予定では、チェトゥマルに1泊するはずでしたが、まだ時間が早いため、そのままベリーズに入国することにしました。

 ADOターミナルから乗り合いタクシーで市内の新市場に行くと、そこにベリーズ行きの通称チキン・バスが待っていました。それまでADOの豪華バスばかり乗っていたので、このオンボロ・バスを見たときは、少し不安を感じました。


ベリーズのチキンバス チキン・バスの車内の様子

 

オレンジ・ウォーク

 心配はまったくの杞憂でした。チキン・バスは意外にも快適に走り、すぐに国境を越えてベリーズに入ってしまいました。国境のパスポートチェックもスムーズに済みました。

 ベリーズの入国ビザは日本で取って行ったのですが、これは正解でした。この日は土曜日でしたから、もし、ビザがなければ、下手をすれば、その取得のためにチェトゥマルに3日間も泊る必要があったでしょう。日本でのビザ取得は少し高いですが、それを上回る価値があったわけです。

 チキン・バスの車内は上の映像のような感じですが、大音響の音楽が常に流れているのです。これは、どのバスでも同じでした。窓から吹き込む風を受け、陽気なラテン音楽を聴いていると、だんだん心がうきうきしてきて、それまでの緊張も解けてバスの旅が楽しくなってきました。

 2時間半ほどで目的地であるオレンジ・ウォークに着きました。

  国境の町コロサルと旧首都ベリーズ・シティのほぼ中間にある小さな町です。遺跡行きのツアーを手配してくれるというホテルを探し、すぐにチェックインしました。ところが、アルトゥン・ハ遺跡行きのツアーがないというのです。その代わりにラマナイ遺跡行きのツアーを勧められました。

 ベリーズの遺跡はバスなどの公共交通手段で行ける所があまりないため、個人旅行ではツアーに頼らざるを得ません。そこで、ラマナイ遺跡ツアーに申し込みました。

 

オレンジ・ウォークのホテル ホテルの裏にある川。ここからボート・ツアーが出る

 

 オレン・ジウォークのレストラン

  ホテルは1泊33ドルと少し高いのですが、部屋が広く、テレビとWiFi付きです。ホテルの裏に川が流れていて、そこからボートに乗ってラマナイ遺跡ツアーに行きます。途中、ワニや猿がたくさんいるとホテルの人から聞き、期待が高まりました。

 オレンジ・ウォークは本当になにもない田舎町です。ただ、この国には中国人が多いらしく、中華料理店がけっこうあります。定番料理は、フライドチキンと焼き飯や焼きそばの盛り合わせです。

 また、この町には田舎には似つかわしくない高級風レストランがありました。川べりの美しい景色を楽しみながら、酒を飲んだり、料理を食べることができます。客の大半は観光旅行に来た欧米の人たちです。

 私も、ここでビールとチキン・カレーを頼んでみました。カジュアルな都会のバーという雰囲気ですが、サービスはしっかりしていますし、料理も悪くないです。その分、高いのは仕方ないですね。

高級風なレストラン チキン・カレーはおいしかった

 

 

線

 

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「第4回」に続く

 



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