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ユカタン半島 遺跡巡りの旅:第2回

トゥルム遺跡、コバ遺跡

 

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トゥルムのホテルと食事

 カンクンから国道307号線をバスで南下し、トゥルムという町に着きました。この町のすぐそばには、美しい海に面したトゥルム遺跡があります。

 ここでは、観光客向けの高中級ホテルは遺跡の近くに多く、町中にはあまりいいホテルがありません。私は、バスターミナル近くにある「ホテル・マヤ」に宿を取りました。客にはバックパッカーが多い安宿です。

 結果的にこれは失敗でした。向かいにディスコがあり夜中まで大音響の音楽をかけるのです。すっかり寝不足になってしまいました。

 1階の食堂は、味はまあまあですが、値段は高めです。安い食堂も町中にあり、タコスなどが1個50円くらいで食べられます。


ホテル・マヤの外観。1階はレストラン。 安食堂のチキン・タコス。これで3個入り。

 

トゥルム遺跡

  ここに来た目的は、トゥルムから西に1時間ほどのところにあるコバ遺跡に行くことでした。しかし、町に着いたのが2時過ぎだったため、コバ行きのバスがなくなっていました。そこで、トゥルム遺跡に行きました。

 ここは15年前にも来たことがある遺跡です。その時と比べかなり観光化が進み、遺跡周辺の整備も進んでいました。

 この遺跡の最大の見所は、美しい海岸を望む崖の上に建つエル・カスティーヨと呼ばれる神殿です。真っ青な海を望むマヤの神殿は絵になる光景で、観光用のポスターなどにもよく使われています。

 現在は、この神殿の横から海岸に降りる階段が設けられており、白砂のビーチでは大勢の海水浴客が遊んでいました。どうやら、遺跡よりビーチの方が人気のようです。

 

カリブ海を望むトゥルム遺跡のメイン建築物である「エル・カスティーヨ」

 

コバ遺跡

  翌日、11時発のADOバスでコバに出かけました。密林を切り開いて作ったまっすぐな道をバスはひたすら走り、約50分ほどで、二つの美しい湖があるコバに着きました。

   遺跡はかなり広くて歩いて見るのは大変ということで、レンタサイクルを貸してくれます。35ペソ(250円くらい)払ってオンボロのMTBを借り、大勢の観光客が歩いている密林の中の道を快適にブッ飛ばしました。


コバ遺跡の入り口。タクシーや観光バスがいっぱいで、観光客がかなり多い。

鬱蒼たる森の中のに数多くの神殿などが残されている。面積が広いため歩いて回るのは大変だ。

 

グラン・ピラミッド

  この遺跡の最大の見所は高さ42mもあるグラン・ピラミッドです。密林の中にそびえるピラミッドに登るため、大勢の観光客が蟻のようにへばりついていました。私も登りましたが、階段が急でかなり怖いです。

 それでも頂上に登れば遺跡を囲む樹海を見渡せます。この景色を見るために登るようなものです。

コバ遺跡のメイン建築物「グラン・ピラミッド」。大勢の観光客が上り下りしている。

グラン・ピラミッドの上からの光景。樹海に埋もれた遺跡の様子が分かる。
 

グラン・セノーテ

 帰りは、トゥルム近くの街道沿いにある「グラン・セノーテ」という地下の湖に行きました。ユカタン半島は地下水脈が発達しており、地表部分が崩れて地下の湖に降りられる場所がたくさんあります。これをセノーテと言います。

 ここに貯まっているのは地下水ですから、透明度が非常に高く、泳ぐとかなり気持ちが良さそうです。ただ、残念なことに、この日は雨になってしまい、泳いでいる人たちはかなり寒そうでした。

 中には、本格的な装備でケーブ・ダイビングをしてる人たちもいました。ただ、ここで泳がないで見ているだけでは入場料100ペソも払うのは馬鹿らしいと思います。また、帰りのバスはコバから来る最終を利用するため、時間が遅くて長時間待たされるという問題もありました。

 

上から見たセノーテ。穴の中のプールみたい。

地下水に満たされた洞窟がずっと奥のほうまで続いており、ケーブ・ダイビングをする人も多い。
 

 

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「第3回」に続く

 



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