テオパンソルコ遺跡 (メキシコ)





クエルナバカの小さな古代遺跡

テオパンソルコ遺跡の主神殿
メキシコシティ近郊の街クエルナバカにある小規模な古代遺跡。西暦1200年ころにナワトル系のトラウィカス族が周辺地域を支配下におき、その中心都市として築いたのがこのテオパンソルコとされる。テオパンソルコとは、ナワトル語で「古い寺院の場所」という意味だ。その後、メキシコ中央高原を中心に勢力を拡大したメシーカ(アステカ)に支配されたことから、現在残っている建築物は支配者の文化様式になっている。







  クエルナバカの住宅街にあるテオパンソルコ遺跡の質素な入り口。



遺跡の中心である大広場に面して建てられているメインの神殿。ここには、雨の神トラロクと軍神ウィツィロポチトリの二人の神を祀っている。ちなみに、トラロクは他の文明の遺跡でもその姿が見られるが、ウィツィロポチトリはメシーカが生み出した最高神だ。



遺跡の案内板に描かれた、ウィツィロポチトリとトラロク。ウィツィロポチトリは戦士の格好をして飾りのある盾を持っている。トラロクは動物の上に立ち天を仰いでいる。丸いメガネのような眼が特徴的だ。



二人の神を祀る主神殿の階段部分。神殿に昇るための急な階段が二つ並んでいる。アステカの主神殿、テンプロ・マヨールと同じ形だ。


  神殿の周囲は堀のような溝で囲まれている。


  ほとんど崩れた状態にある火と死の神テスカトリポカの神殿。

テオパンソルコの訪問レポートはこちら
第15回 クエルナバカ/テオパンソルコ



勝手に評価

評価の基準:★★★★★=文句なしに素晴らしい、絶対お薦め。★★★★=かなりいい、是非一度見てほしい。★★★=なかなかいい、見逃すのは惜しい。★★=まあまあ、期待しないで見てみてはどうでしょう。★=特にお勧めはしません。無星=なんだこれ、見ても疲れるだけ。

 住宅街の中にある小さな遺跡で、復元も中途半端な状態。アステカに支配されていた民族であるため、神殿の建築様式もアステカになっており、特に見るべきところがない。周辺は住宅街であるため、特に環境がいいとはいえない。アクセスは、決して悪くはないが、いいとも言えない。周辺施設はなにもないので無星。全体的にお勧めできるものではなく、「時間が余っていればどうぞ」という感じ・・・。


評価項目     評価
遺跡
周囲の環境
アクセス ★★★
周辺施設  
お薦め度

 




メキシコシティ近郊の都市クエルナバカの中心部からタクシーで10〜15分。クエルナバカ行きのバスはメキシコシティの南ターミナルから出ており、所要時間1時間半ほど。
      








 
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