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ラブナ遺跡(マヤ文明) メキシコ
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幾何学模様の切り石細工で飾られたマヤ式アーチの出入り口 |
ラブナ遺跡はユカタン半島の主要都市メリダの南に点在するプーク様式の遺跡群の一つ。ウシュマルやカバーに代表される華麗なプーク様式の壁面装飾を見ることができる。
写真は四角い建物の出入り口だったマヤ式アーチ。建物の周囲の壁は壊れてしまっており、このアーチ部分だけが残っている。マヤの諸都市ではこのような形のアーチがよく作られたが、幾何学模様の壁面装飾とアーチがこのように美しく残ったものは他にない。まるで凱旋門のような堂々たる風情があり、マヤの建造物のシンボル的な存在になっている。
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ユカタン半島の主要都市メリダから南へ約110キロのところにある。バスでは行きにくい場所にあるため、ツアーで行くのが一般的。ラブナへ行くツアーはあまりないが、ウシュマル、カバーなど周辺の遺跡を含めたルータ・プークツアーが毎週、金、土、日に出ている。バスと同じように、メリダのバスターミナルでチケットを買えばいい。
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