サンティアゴ・アティトラン(マヤの村) グアテマラ


グアテマラ国旗


マヤの伝統が息づく神秘の土地

 町の中心にあるサンティアゴ・アポストル教会の前
グアテマラのアティトラン湖の周辺に点在するマヤ系先住民の村の中で、最も観光化が進んでいるのがサンティアゴ・アティトランだ。観光客が多い桟橋周辺から町の中心部に向かって坂を上ると、地元の人たちが日常的な買い物をする市場がある。その周辺ではマヤの人々の素朴な生活に触れることができるし、彼らがいまだに守り続けている習慣や土着の宗教などを垣間見ることもできる。

 


 遊覧船や定期船が着くサンティアゴ・アティトランの桟橋。後方の斜面に町がある。


桟橋の周辺は観光客相手の土産物屋が軒を連ねており、賑やかだが商売一辺倒で面白みが無い。


坂を上って町の中心部に来ると、普通の地方の町といった感じになる。狭い道ではトゥク・トゥクという三輪タクシーが走り回る。


町の中心の市場周辺では物売りが道路に商品を並べている。集まる人たちは、みんな、同じような民族衣装を着ている。


これは25年前の市場の様子。この時の民族衣装の多くは白地に格子模様の布に刺繍を加えたものだったが、現在では、格子模様は同じだが、カラフルになっている。以前はウイピルと呼ばれるブラウスは自分で作っていたが、今は既製品が多くなっているのだ。


売られている果物はマンダリン・オレンジやマンゴ多い。昔はオレンジというとナランハが多かったが、今は食べやすいマンダリンが人気のようだ。


町の中心には現代マヤの中心的な宗教であるカトリックのサンティアゴ・アポストル教会がある。信仰心が強いのも先住民の特徴だ。


教会の前に座っていたマヤのおばあちゃん。格子模様に刺繍を加えた伝統的な民族衣装を着ているが、よく見ると手作りではなく既製品だった。頭にかぶっているのは帽子ではなく、この地方独特の帯を何重にも巻いたもの。


おばあちゃんと一緒にいた娘がマシモン神を祀った場所に案内してくれた。そこには呪術師と世話役の男たちが座っていて、マシモン神にお金をお供えすると写真撮影が許された。


マシモン神はマヤの人たちが今でも信仰している土着の神様で、タバコが好きなようだ。地域によって、異なった神様が祀られている。この時は、グアテマラ人の一家が願い事をするために来ていて、真剣な様子でお供え物を渡していた。

マヤの村巡りレポートはこちら
第14回 アティトラン湖 マヤの村巡り

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サンティアゴ・アティトランへは、アティトラン湖の観光拠点であるパナハッチェルから船で行くことができる。パナハッチェルの桟橋からサンティアゴ・アティトラン行きの船が定期的に出ており、約1時間で到着する。サンティアゴ・アティトランからは、パナハッチェル行きの船と、サンペドロ・ラ・ラグーナなどの町や村を順番に巡る船が出ている。

 

 

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