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中米・カリブ海の世界遺産

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ハバナ アンティグア パナマ
【ハバナ歴史地区】

キューバの首都ハバナの歴史地区にはスペインのカリブ海地域統治時代に建設された建物が並ぶ。そこでは民俗音楽にのって踊る人々が見られる。

【アンティグア・グアテマラ】

グアテマラのかつての首都だったアンティグアは大地震に見舞われて都市が崩壊。近年になって壊れた教会群の修復が進み、美しい町並みが誕生した。

【パナマシティ】

美しいコロニアル様式の建物が多いパナマの旧市街。スペイン統治時代は海賊の襲撃を度々受けるという歴史を持つ。近年、治安が回復し、観光客が増えている。


下記は南米北部諸国の全世界遺産の概要。矢マークがある遺産は解説のページを表示できます。

 

エル・サルバドル
1.ホヤ・デ・セレンの古代遺跡 矢

1993年登録の文化遺産。紀元600年頃に火山の噴火によって壊滅したと言われる古代遺跡で、中米のボンベイと呼ばれる。発掘調査により、火山灰に埋もれた住居跡や集会所などが発掘されているほか、陶器や装飾品、食料であるトウモロコシやカカオ豆などが見つかっている。

 

キューバ国旗 キューバ
1.オールド・ハバナとその要塞群矢

1982年登録の文化遺産。キューバの首都ハバナの旧市街である歴史地区と、フエルサ要塞、モロ要塞など4つの要塞が含まれる。ハバナの歴史地区は、1519年に新大陸の植民地支配のためにスペイン人が建設を開始。バロック建築と新古典主義建築が入り混じった建物が並ぶ独特に風景を作り上げた。また、海賊から町を守るためにハバナ港に要塞が建設された。

2.トリニダードとロス・インヘニオス渓谷

1988年登録の文化遺産。ハバナの南東約280kmに位置する町がトリニダード。1514年にスペイン人のディエゴ・ベラスケスがに建設したコロニアル都市。18世紀に、この町から北西に約14km離れたロス・インヘニオス渓谷にサトウキビから砂糖を生産する工場が作られたことで、町の人口が増加し発展した。町には栄華を誇ったサトウキビ農園の所有者たちの大邸宅も残されている。

3.サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城

1997年に世界文化遺産に登録。サンティアゴ・デ・クーバの近くにある要塞。1610年に完成した要塞を、海賊の襲撃に備えるため1638年からさらに拡大・増強する工事が開始された。最終的に要塞が完成したのは1700年のことだ。米西戦争の時にも利用され米国艦隊の攻撃にさらされた。スペインがアメリカに築いた軍事建築物の中で最も良い状態で保存されているとされる。

4.ビニャーレス渓谷

1999年登録の文化遺産。キューバのピナル・デル・リオ州ビニャーレス市の北に位置するオルガノス山脈にある渓谷。タバコなどを栽培する伝統的な農法による独特の景観が特徴。また、美しい自然やモゴーテと呼ばれる断崖絶壁が存在し、ハイキングやロッククライミングを楽しむ人が多い。

5.グランマ号上陸記念国立公園

1999年登録の自然遺産。キューバのグランマ州にある国立公園。1956年、フィデル・カストロやチエ・ゲバラたち革命軍が乗ったグランマ号が上陸したラス・コロラダス地域がここにあるため、この名が付いた。シエラ・マエストラ山地の西側の斜面にあり、世界最大規模の石灰岩の段丘が海中まで伸びている。その自然美とカルスト地形の海岸段丘が地学的に重要だと評価され世界遺産となった。革命軍の上陸と世界遺産には関係がない。

6.キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観

2000年に世界文化遺産に登録。サンティアゴ・デ・クーバ゙州とグアンタナモ州にまたがる約8万haの土地に171のコーヒー・プランテーションの遺跡がある。 ここにはハイチからの移住者がコーヒー栽培のために入り込み、森林を開墾してコーヒー農園を作り上げた。その文化的景観が世界遺産として評価された。

7.アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園

2001年登録の自然遺産。キューバのグアンタナモ州とオルギン州にまたがる国立公園で、総面積は714平方km。ドイツの科学者フンボルトが1800年にキューバを訪問したことを記念して名づけられた。この地域は気候的に湿気が多く、特有の植物や動物類が多い。キューバには28種類の絶滅危惧種の植物が登録されているが、そのうちの16種類がこの国立公園内で確認することができるという。

8.シエンフェゴスの都市歴史地区

2005年登録の文化遺産。キューバの中央部に位置するシエンフェゴス湾にあるコロニアル都市。1819年に建設され、フランスの移民によって開発され、砂糖きびやタバコ、コーヒーの生産と交易によって発展してきた。このため、町はフランス式の近代的都市計画を取り入れた美しさが特徴になっている。

9.カマグエイ歴史地区

2008年登録の文化遺産。キューバ中部に位置するカマグエイ州の州都。1530年代に建設されたこの町は、カリブ海、西インド諸島のスペイン領において経済的に重要な役割を果たしていた。この間に数多くのコロニアル様式の建築物が建設され、歴史的街並みが独特の景観を作り出している。

 

グアテマラ国旗 グアテマラ
1.ティカル国立公園 矢

1979年登録の自然・文化複合遺産。グアテマラ北部の密林にあるマヤ文明の大都市。密林の上に顔を出す大ピラミッドが5つあるほか、神殿や居住区などが数多く残されている。最もよく修復された1号神殿は高さが51mあり、最上部の神殿入口でジャガーの彫刻が発見された。このため、ジャガー神殿と呼ばれる。そのほか、王などの姿が浮き彫りになった石碑が数多く立っている。

2.アンティグァ・グアテマラ矢
1979年に世界文化遺産に登録。グアテマラシティの近郊にある旧首都。1773年に起きた地震で街が壊滅的な打撃を受け、首都は現在のグアテマラシティに移された。現在でも、地震で崩壊した教会などの廃墟が保存されている。毎年春に行われるセマーナ・サンタの盛大な行事でも有名。
3.キリグアの遺跡公園と遺跡群矢

1981年世界文化遺産に登録。グアテマラ東部のイサバル県にあるマヤ文明の遺跡。紀元200年ころから居住が始まり、700年ころに最盛期に達した。そのころに作られた、巨大で精緻な石の彫刻が数多く残されているのが特徴。

 

コスタリカ国旗 コスタリカ
1.タラマンカ地方-ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園

コスタリカとパナマにまたがる自然保護区で、1983年に7つの国立公園・自然保護区をまとめてコスタリカの世界遺産となった。タラマンカ山脈にはコスタリカとパナマ両国の最高峰であるセロ・チリポ峰(標高3819m)があり、海抜3000m辺りまで鬱蒼とした森林地域となっている。ここには、ケッツアル鳥やジャガーなど多様な生物が生息している。1990年には、パナマ側のラ・アミスター国立公園が加わった。

2.ココ島国立公園

1997年に世界自然遺産に登録。2002年に範囲を拡大。コスタリカの南西550kmに位置する周囲20kmほどの孤島。小説「宝島」の舞台として知られており、海賊が隠したと言われる宝物を探しに訪れる人もいる。島を覆う熱帯雨林には固有の動植物が数多く、周囲の海にも数多くの海洋生物が生息している。映画「ジュラシック・パーク」に登場する恐竜が生息する島のモデルと言われている。

3.グアナカステ保全地域

1999年に世界自然遺産に登録。コスタリカの北西部に位置する太平洋海域と4つの国立公園から構成される地域。広さ13万haに及ぶ広大な地域には、全世界の2.4%にあたるという豊富な種類の生物が生息していると言う。ここは原生林ではなく、牧場だった場所を人間の手で自然を回復させたものというのが大きな特徴だ。

4.ディキスの石球のあるプレ・コロンビア期の首長制集落群

2014年に世界文化遺産に登録。5世紀から10世紀頃に栄えたとさえるディキス文化の集落郡。あまり知られていない文化だが、彼らが作ったとされる石の球がよく知られている。ほぼ完全な球体になっているという石は大小合わせて200個以上見つかっており、何のためにこのようなものを作ったのか謎となっている。

 

パナマ
1.パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ポルトベロとサン・ロレンソ

1980年に世界文化遺産に登録。パナマシティの北、カリブ海に面した港町ポルトベロはスペインの植民地時代に銀の積出港として栄えたが、しばしば海賊に襲われて被害を受けた。このため外敵から町を守るために湾の内外に5つの要塞を構築した。また、ポルトベロの南西に60km ほどのチャグレス川河口付近にはにサン・ロレンソ要塞も建設された。特に、サン・ロレンソ要塞は外敵による破壊を免れたため、昔の姿を現在もとどめている。

2.ダリエン国立公園

1981年に世界自然遺産に登録。コロンビアに近いパナマのダリエン県に位置する国立公園。この地域には鬱蒼とした熱帯雨林が広がり、多様な植物種が生息している。ここには先住民も生活しているが、病気に加えてコロンビア側のゲリラ活動の影響もあり、非常に危険な地域としても知られている。

3.タラマンカ地方-ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園

1983年にコスタリカの7つの国立公園と自然保護区が世界遺産に登録されたが、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられた。タラマンカ山脈にはコスタリカとパナマ両国の最高峰であるセロ・チリポ峰(標高3819m)があり、海抜3000m辺りまで鬱蒼とした森林地域となっている。ここには、豊富な種類の動植物が生息しており、その中には絶滅が心配されているジャガーもいる。

4.パナマ・ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区

1997年に世界文化遺産に登録。1519年に現在のパナマシティの東に築かれた最初の植民地の遺跡がパナマ・ビエホ古代遺跡。ここからインカ帝国の征服を目指すフランシスコ・ピサロ一行が出航したことから、南米の歴史を変えた重要な場所と言える。この町は1671年にイギリスの海賊の襲撃によって壊滅し、再建されたのが現在のパナマシティの歴史地区である。

5.コイバ国立公園とその海洋保護特別地帯

2005年に世界自然遺産に登録。コイバ国立公園はパナマの南西の太平洋上に浮かぶ 38の小さな島々からなる。島々を覆う熱帯雨林には多様な動植物が生息し、周囲の海にもクジラをはじめとした多様な海洋生物が生息している。

 

◆セントクリストファー・ネーヴィス
1.ブリムストーン・ヒル要塞国立公園

1999年に世界文化遺産に登録。カリブ海の島国セントクリストファー・ネイビスのセントクリストファー島にイギリスが建設した大規模な要塞。

 

◆セントルシア
1.ピトンズ・マネジメント・エリア

2004年に世界自然遺産に登録。西インド諸島の中のウィンドワード諸島中央部に位置するセントルシアにある、大ピトン火山と小ピトン山を含めた陸域保護地域、陸域多目的地域、海洋管理地域からなる総面積約3000haに達する自然保護区

 

◆ドミニカ共和国
1.サント・ドミンゴの植民都市

1990年世界文化遺産に登録。コロンブスなどによって建設されたラテンアメリカの最初の植民都市。ハイチとドミニカ共和国が二分するイスパニョーラ島の南部、首都サント・ドミンゴの一部分で、コロンブス宮殿やオサマ砦、アメリカ首座大司教座聖堂など多くの歴史的建造物が残されている。

 

◆ドミニカ
1.モーン・トロワ・ピトンズ国立公園

1997年世界文化遺産に登録。西インド諸島のウィンドワード諸島の北端の火山島にあるトワ・ピトン山(1342m)を中心とした国立公園。豊かな自然と動植物が特徴。

 

ニカラグア
1.レオン・ビエホ遺跡群

2000年世界文化遺産に登録。レオン市の東30kmに位置する、この地に入植したスペイン人が最初に築いた街。 1609年に起きた地震で崩壊し、さらにモモトンボ山の噴火によって完全に破壊されてしまった。 近年、発掘調査が行われ大聖堂や総督府などが見つかった。

2.レオン・大聖堂

2011年世界文化遺産に登録。中米で最大規模といわれる、レオン市の大聖堂。両サイドに二本の塔を持つ白亜の重厚な建物が特徴。

 

◆ハイチ
1.国立歴史公園-シタデル、サン・スーシ、ラミエ

1982年世界文化遺産に登録。ハイチはラテンアメリカ初の独立国で、ラミエール国立歴史公園内には、独立当初の建造物が数多く残る。特にシタデルとサン・スーシ城が代表。シタデルは標高970m のラフェリエール山頂に造られた巨大要塞。サン・スーシ城はハイチ国王アンリ1世を名乗ったアンリ・クリストフがフランスのヴェルサイユ宮殿をモデルに作った城。

 

ベリーズ国旗 ベリーズ
1.ベリーズのバリア・リーフ保護区

1996年に世界自然遺産に登録。ユカタン半島南部にある約200kmにわたって延びるサンゴ礁群。オーストラリアのグレートバリアリーフに次いで世界第2の規模と言われる。特に海底鍾乳洞が崩れてできたと言う直径約300m、深さ約130mの穴、ブルーホールが有名。周辺には多様な魚類やイルカが生息し、絶滅が危惧されるマナティーもいる。

 

ホンジュラス国旗 ホンジュラス
1.コパンのマヤ遺跡 矢

1980年世界文化遺産に登録。ホンジュラスの西部に位置する古典期マヤ文明の大都市。 コパンの王を彫った石の彫刻に特徴がある。また、62段の階段にマヤ文字を刻んだ2000個あまりのブロックはめ込んだ「神聖文字の階段」も有名。

2.リオ・プラタノ生物圏保護区

1982年世界自然遺産に登録。ホンジュラスのカリブ海側に位置する、プラタノ川流域を対象とした保護区。ホンジュラス最大の熱帯雨林地域を含み、先住民のミスキート族などが暮らしている。手付かずの自然には多様な動植物相が存在し、絶滅が危惧されているジャガーもいる。

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