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パチャカマックの入り口。この先に博物館や売店があり、庭にはリャマも飼われている。
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遺跡内の周遊道路。基本的に自動車で巡るようになっており、歩いている人はほとんどいない。正面奥の丘が太陽の神殿。
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Acllawasi(アクリャワシ)と呼ばれる「聖なる乙女の館」。インカ時代の建物で、ここは神に仕える女性たちが住み、インカの神にささげる酒や食べ物を作ったり織物を織ったりしていたそうだ。
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ピラミッドや住居跡などが固まっている遺跡の中央部。アドベ(日干しレンガ)作りの建築物があちらこちらに顔を出しているが、ほとんど崩れた状態にあるため、どうなっているのかよくわからない。
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イチマ文化の時代に作られたPiramide con Rampa No1(傾斜路のあるピラミッド1号)。その名の通りピラミッド型の建物に上るための傾斜路が付けられている。
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ピラミッドの横を神殿都市を南北に縦断する道路。長さ332m、幅4.2〜2mのこの道にはアドベ作りの高い壁が設けられており、こうした道が都市を四つの地域に分割する形で作られていた。
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Piramide con Rampa No2(傾斜路のあるピラミッド2号)の上で手を挙げている監視員。遺跡に近づいて写真を撮ろうとすると、この監視員が「ピーッ」と笛を吹いた。
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パチャカマックで最も古い時代に作られたTemplo Viejo(古い神殿)。ただの泥の山のようだが、よく見ると山腹にたくさんのアドベが積まれているのが分かる。
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赤などで彩色されたり、魚、鳥などが描かれた壁が見つかりTemplo Pintado(彩色された神殿)と名付けられた建築物。壁面を風雨から守るために、建物の一部には屋根や囲いが設けられているが、今は近付いてその壁を見ることはできない。また、ここからはパチャカマック神の木像が発見されており、この神殿がパチャカマック信仰の中心と考えられる。
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重要な部分には屋根が掛けられているが、階段の壁面にも赤色が残っている。
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Templo Pintadoの全体図
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太陽の神殿の正面。要塞風の壁に狭い入り口が作られている。
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神殿の入り口。ここは通行止めで、右側を回って遺跡の上に登る。
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太陽の神殿の北面。壁は赤色に塗られていたそうで、赤い塗料が残っている。
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太陽の神殿の上からは太平洋が一望できる。ペルー沖では冷たいフンボルト海流と暖流がぶつかり霧が発生する。このため、海を見ると先が白い霧で霞んでいて、その霧が風に乗って陸地に向けて押し寄せてきている
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北側には砂漠が広がっている。砂に埋もれた遺跡の先にまで広がる砂の海に飲み込まれそうな感じで、灰色の町が姿を見せている。SF映画にでも出てきそうな光景だ。
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