メリダ (メキシコ)

   


発展するユカタン半島の中心都市

街の中心部にあるカテドラル(大聖堂)と上部が近代美術館となっている建物。
マヤ文明が最盛期を迎えたころ、数多くの古代都市が花開いたのがメキシコ南部のユカタン半島だ。16世紀にユカタン半島の植民化を開始したスペイン人たちは、半島北部に拠点都市メリダを建設。周辺各地に居住する先住民マヤを武力で屈服させていった。植民化の進展と共に、エネケンという植物繊維の栽培がこの地方の経済を潤し、メリダには数多くの豪華な建築物造られた。現在も、街の中心部には、スペイン風の豪壮な建築物が建ち並んでおり、多くの観光客を集めている。


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ソカロ広場に面して建つカテドラル(大聖堂)が夕日に染まる。スペイン本国では教会の塔は1本であることが多いが、メキシコでは2本の塔が一般的だ。

ソカロ広場に面したメリダのシンボル的な建物であるユカタン州の庁舎(旗が立っているパステルグリーンの建物)。

ユカタン州庁舎の2階にある大広間。壁にユカタンの歴史や先住民の生活などを描いた絵画が掛けられている。このほか階段部分などに壁画も描かれている。

こちらはモダンな感じの市庁舎の建物。

街の中心部はコロニアル調の建物が並び美しい。

メリダは熱帯地方に属し、一年中暑い。ただ湿度が高くないため、椰子の木陰や日よけのパラソルの下に入れば快適に過ごせる。写真は、街の中心部にあるホテルの前のテラス席の風景。

人々も街の生活を楽しんでいる様子が伺える。

街の中心部にはメリダを建設したスペイン人、フランシスコ・デ・モンテホが住んだ家がある。内部は、モンテホが支配した時代の部屋の様子が再現されている。地方の特産である民芸品などの展示もありかなり楽しめる。

ソカロ広場に面した部分にはコロニアル様式の建物と回廊が取り囲んでおり、夜になるとレストランなどに明かりがともり美しい。

メリダはグルメな街でもある。レストランは郷土料理から西洋料理までバラエティに富んでいる。郷土料理の店で最も人気があるのは「ラ・チャヤ・マヤ」。コロニアル調の建物が高級感を醸し出すが、値段はそれほど高くない。

ラ・チャヤ・マヤの店内。パティオ(中庭)に面して客席が並び、写真の手前左では民族衣装のおばさんがトルティーヤを焼いている。

ユカタン料理はバナナの葉で包んだ物が多い。チキンや豚肉を蒸し焼きにするが、なかなか美味。

メキシコと西洋料理をミックスさせたヌーベルキュイジーヌの名店として知られるのが「Apoala Mexican Cuisine」。公園の一角を利用したオープンテラスになっていて、少しお高めな店だ。

一般的なレストランとは違う洒落た感じの料理が出てくる。値段は高いが、おいしい。

食事の後の夜の散歩も楽しい、ライトアップされたメリダの中心部。







 メリダはユカタン半島の北西部に位置しており、メキシコシティから飛行機あるいは長距離バスでアクセスできる。実際には、ユカタン半島最大のリゾート地、カンクンからバスで行く人が多い。このルートは1等バス利用で5時間ほどかかる。




 
ラテンアメリカ博物館
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