キト旧市街 (エクアドル)

世界遺産

スペイン統治時代の面影を残す キト旧市街

キトの眺望
キトの旧市街全景
スペイン植民地時代の面影を色濃く残すエクアドルの首都、キトの旧市街。白壁と赤瓦の建物が整然と並び全体を見渡すと美しい。古い建物や教会などが昔のまま残されていて、町を歩くと古い時代にタイムスリップしたような感覚になる。中南米には植民地時代の町並みや建物が残されている場所は多いが、これだけ大規模に、しかもほぼ完全に残っている町は多くない。赤道直下にありながら標高2800mの高地にあるために涼しく過ごしやすいのも特徴だ。


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キトのカトリック

キトのカトリック教会の日曜日。この教会はスペインでよく見られるゴシック様式で内部には美しいステンドグラスが数多く設置されている。旧市街は先住民が多いが、ここは新市街に近く白人やメスティソの中産階級の人たちが礼拝にやってくる。

 


サンフランシスコ教会
南米最古と言われる歴史を持つサンフランシスコ教会
キトを代表するキリスト教会がこのサンフランシスコ教会。中米から南米に到達し、インカ帝国などへの侵略を行っていたスペイン人たちが、1535年に建設した。このころからこの町は幻の黄金郷エルドラドを求めて東に向かうスペイン人たちの重要な拠点となった。スペインからの移住者も増え、本国スペインの教会にも劣らない立派な教会が次々と建てられていく。同時に、教会内部を飾る数々の装飾品や宗教絵画などが数多く作られるようになり、独自の宗教芸術を花開かせていった。


サンフランシスコ広場
旧市街の中心となっているサンフランシスコ広場
サンフランシスコ教会の前にあるサンフランシスコ広場は旧市街の中心。日曜日などには大勢の市民が集まり、コンサートなども開かれる。ここに集まる人々を見ているとエクアドルの先住民の人口比率が高いことがわかる。エクアドルがペルーなどと異なるのは、アンデス高地に住む先住民だけでなく、アマゾン地域に住む先住民も多いことだ。ただ、服装には先住民文化の特徴はあるものの、グアテマラやボリビアのような独自のスタイルは持っていない。一部、アマゾン地域の先住民の中には特徴的な髪型や刺青をしている者もいる。

 




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 キトは南米北部に位置するエクアドルの首都。米国のロサンゼルスなどから飛行機が飛んでいる。町は旧市街と新市街に分かれており、旧市街は治安がよくないので注意が必要だ。




 
ラテンアメリカ博物館
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