ゴクタの滝 (ペルー)

ペルー国旗

世界有数の落差を誇る秘境の瀑布

ペルー北部の山岳地帯にあるゴクタの滝は落差が771mあり、世界第3位の落差を誇るといわれている。実は、現在ではもっと落差の大きい滝が見つかっており、3位とは言えなくなっている。ただ、滝は大きさだけがすべてではなく、その姿や水量、周囲の環境など、様々な要素が魅力になる。ゴクタの滝は540mに達する迫力ある水のフリーフォールとともに、アマゾン奥地の密林に囲まれた美しい姿が魅力となっている。

 

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ゴクタの滝への入り口付近
ゴクタの滝は、ペルー北部のアマゾナス県チャチャポヤスから車で1時間半ほどのコカチンバ村の近くにある。周囲の山々は切り立った岩壁を持つものが多く、秘境という感じがする光景が広がっている。


ゴクタの滝に通じる道
村からゴクタの滝までは往復5時間のトレッキングとなる。中央の建物で入山の手続きをしてから歩き始める。コースはなだらかな坂道が多く、山登りよりは楽だ。歩くのが不安な人は馬に乗ることもできる。


コースの途中には時々ゴクタの滝が見える場所がある。次第に近づいて来る滝を見ると、期待が高まる。


周囲の切り立った山肌も原生林に覆われており、いかにも山奥に踏み込んでいるという感じがする。


いよいよ滝が近づいてきた。コースの途中、この位置から見た滝が一番綺麗だった。


滝に近い森の中の光景
この辺りは霧となった滝の水が常に降り注いでいるために、地面だけでなく樹木の枝もコケで覆われている。


540mの落差がある下段の滝
滝に近づくと、2段に分かれた滝の1段目は見えない。ゴクタの滝は、上段が231m、下段が540mあり、ここでは500mを超える迫力あるフリー・フォールを下から眺めることになる。


滝壺になだれ落ちる水
滝の近くは風が非常に強く、水は500mの距離を落ちる間に、その多くが周囲に舞い散る。このため、滝壺の淵の周辺では、常にかなりの雨が降っているような状態だ。


滝壺は意外に小さい。


滝壺から見上げると垂直に切り立った岩壁に圧倒される。


滝壺の水は、川になって山々の間を流れていく。


ツアーの帰り道。雨上がりのゴクタの滝は湧き出す雲に包まれていた。
 雨季には毎日のように雨が降り、滝の水量も増える。雨の中を何時間も歩くのは大変だが、その分、迫力ある滝の姿が見られる。



ゴクタの滝の訪問レポートはこちら
第13回 ゴクタの滝

 

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チャチャポヤス近郊の遺跡位置図



ゴクタの滝には、チャチャポヤスの町からほぼ毎日ツアーが出ている。チャチャポヤスの中央広場にツアー会社が何社かあるので、そこで尋ねればいい。ゆっくり自然を楽しみたい人は、コカチンバ村にあるロッジに宿泊することもできる。村までは、ツアーの車に乗せてもらうことができる。

チャチャポヤスへのアクセスにはチクラヨ回りとカハマルカ回りがあるが、カハマルカからの道は険しい山岳部を通るため、チクラヨから行くのが一般的。チクラヨからはバスで約10時間かかる。

 

 



 
ラテンアメリカ博物館
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