クエルナバカ(メキシコ コロニアル都市)



永遠の春と形容される保養地 クエルナバカ

クエルナバカ中心部のコロニアル風街路。
 クエルナバカはメキシコシティの南に位置するモレロス州の州都。永遠の春の街(La Ciudad de la Eterna Primavera)と呼ばれるように、一年を通して気候がいいことで知られ、首都から近いために多くの人が保養やリゾート目的で訪れる。

  街はコンパクトにまとまっており、中心街にはコロニアル風の美しい街路が広がる。ただし、観光的にはあまり見るべきものはなく、のんびりと都会の疲れを癒すのに向いたところだ。 

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モレロス出身の英雄といえば、メキシコ革命で活躍したエミリアーノ・サパタだ。マーロン・ブランド主演の映画で、写真のような馬に乗ったイメージが世界に知れ渡った。農民出身のサパタはモレロス州の南部解放軍を率いて1911年4月にクエルナバカに入り、6月には独裁政権が崩壊したメキシコシティに入った。革命の英雄とされる人は何人かいるが、サパタほど多くの人の心を掴んだ人はいない。その名は、1994年にチアパス州で武装蜂起を行ったグループの名前にも付けられている。


クエルナバカの中心にあるカテドラル。1529年に建てられ、アメリカ大陸最古と言われる教会。主要都市のカテドラルと比べ、装飾が少なく非常にシンプルな外観。鐘楼も後の新大陸の教会は左右に二本持つことが多いが、ここはスペイン風に一本だけだ。敷地は高い石の塀に囲まれており、外敵の襲撃に備えている感じがする。


カテドラル入り口の上部には、十字架の下にドクロマークが置かれている。このイメージを、後にカリブの海賊たちが旗に記したとされている(真偽は不明)。十字架が上にあるのは、死を超越したという意味か・・・・?


豊臣秀吉の命によって十字架に付けられた26聖人の殉教図がカテドラルの中にある。なぜ、こんな絵がここにあるかというと、殉教者の一人にメキシコ出身の聖職者がいたためと推測されている。この出来事により、この聖職者はメキシコで最初の聖人に列せられた。


アステカの神殿を壊して建造したという征服者エルナン・コルテスの宮殿。外観は要塞のようだが、中央部にはアラブ風のアーチを持つバルコニーがあって面白い。現在は、歴史博物館として使われている。


クエルナバカの若者たちが多く集まる飲み屋通り。通路の椅子にみんな座って飲んでいる。


美しく整備されたコロニアル風の街路が多く残っていて、散歩するのも楽しい。


リゾート地ということで、ホテルもリゾートっぽい作りになっているところが多い。冬でも、日中はかなり日差しが強く、暑いので、プールがあると嬉しい。


カテドラルの前にあるカフェで食べた朝食。フルーツがたくさん出てきた。内容は、パイン、バナナ、パパイヤ。



クエルナバカの訪問レポートはこちら
第15回 クエルナバカ/テオパンソルコ





世界遺産ソチカルコ遺跡

ソチカルコ  クエルナバカからローカルバスで1時間ちょっとの所にある遺跡。世界遺産に登録されて注目度が上がっている。ここには、古代の神である羽毛の蛇、ケツアルコアトルの彫刻が施された神殿がある。

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行き方
メキシコシティからは長距離バスで約1時間。複数の会社がバスを出しているが、プエブラなどと違って、まとまったバスターミナルがない。バス会社によって到着するところが異なるので注意。バスは、メキシコシティの「南方面バスターミナル」から出ている。







 
ラテンアメリカ博物館
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