アティトラン湖 (グアテマラ)

コスタリカ国旗

マヤの伝統文化が息づく美しい湖

          湖岸の町パナハッチェルの桟橋から見た湖の景色。
 グアテマラ南西部のソロラ県にある湖アティトラン。8万4000年前に起きた火山の噴火によってできた湖で、周囲には富士山に似た形の3つの火山が聳える。湖と周辺の景観は格別で、グアテマラ人は世界一美しいと自慢する。また、湖の周辺では、昔から数多くのマヤの人々が暮らしており、今でも伝統的な文化を継承する人々が住む町や村が点在している。
 こうした、美しい自然とマヤの文化に惹かれた人々が集まったことで、現在では、グアテマラを代表する観光地となった。かつてのような素朴さや静かな環境が失われつつあるのが残念なところだ。
 アティトラン湖の周辺にはマヤの村が点在しており、パナハッチェルからは各村を結ぶ定期船が出ている。1日でたくさんの村を巡りたい人には、旅行会社が主催する村巡りのツアーもある。

 

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 湖の畔にある観光の拠点パナハッチェルの通り。一年中、欧米人中心の観光客で溢れ、通りには土産物屋やレストランが並んで大賑わいだ。

 

 パナハッチェルの湖岸には湖で獲れる魚やエビなどを出すレストランが軒を連ねている。夕食を楽しみながら美しい湖の夕景を見られるのがいい。

 

 湖の周りにある主要なマヤの町や村を巡るにはボートを使う。連絡船とツアーボートがあるが、効率的に村巡りをするならツアーが便利。

 

 周辺のマヤの町で最も大きいのがサンティアゴ・アティトラン。観光客相手の店が多い、賑やかな町となっている。


 サンティアゴ・アティトランの中心部にある市場周辺ではマヤの女性たちが買い物を楽しむ姿が見られる。


 マヤの伝統文化は今でも人々の間に息づいており、独特の神を祀った家ではシャーマンが人々の願いをかなえる祈祷を行っている。


 サンペドロ火山の麓にある田舎感溢れる町サンペドロ・ラ・ラグーナ。


 サンペドロ・ラ・ラグーナも観光化が急速に進んでおり、町の中心部はかなり賑やかになっている。


 丘の上にへばりつくようにして広がるサンタクルス・ラ・ラグーナの村。ここは、まだ観光化されていない。


 村の細い道を登ると、子供たちが遊んでいる教会前の広場に出た。


 子供たちには素朴な可愛いらしさが残る。


 パナハッチェルから車で30分ほどの所にあるサンタ・カタリーナ・パロポ村。


 この村は青い伝統衣装で有名。村の家ではマヤの女性が伝統的な手法で織物を作る実演をしている。


 火山と湖のコンビネーションがアティトランの持ち味。とにかく、のんびりと自然を楽しむにはいいところだ。

 

アティトラン湖の訪問レポートはこちら

第14回 アティトラン湖 マヤの村巡り


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 グアテマラの首都グアテマラ・シティからは、ケツアルテナンゴなどに西方面行きのバスでロス・エンクエントロスまで行き、州都ソロラ行きのバスに乗りかえ。ソロラでパナハッチェル行きのバスに乗り換える。アンティグアから行く場合は、観光会社が直行のシャトルバスを出しているのでそれを利用すると便利だ。

 

 



 
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